【副産物の会計処理が得意になる魔法の言葉】

2018/05/28

工業簿記の総合原価計算でたまに出てきて
皆さんを悩ませるやっかいな存在の代表格
に「副産物」があります。
私自身も2級を受験していたときに、もし
副産物が出てきたらあきらめるしかないと
思って、試験前に確認すらしていませんで
した。
副産物アレルギーとでも言いますか、正直
なところ、仕損減損の処理だけで手一杯だ
ったんです。
そんな私の二の舞にならないように、今日
は今日は副産物に対する苦手意識をなくし
ていただけるようにしたいと思います。

実は、すごく簡単な方法があります。
副産物が出たら魔法の言葉を唱えて下さい。

「副産物は正常仕損品に評価額がある場合
の処理とまったく同じ。」

どういうことがご説明しますね。
2級のテキストには載っていませんが、
原価計算基準というものがあります。
工業簿記で学ぶ原価計算の方法が書かれて
いる会計基準です。
この中に、次のように書かれています。

「作業くず、仕損品等の処理および評価額
は、副産物に準ずる。」

つまり、副産物の会計処理が規定されてい
て、それと同じ処理を仕損品や作業くずに
も適用しますということを言っているんで
す。
ということは、仕損品に評価額がある場合
の処理を学習していれば、改めて学習する
必要なく、副産物はまったく同じ処理で解
くことができるということなんです。
そもそも、仕損品に評価額がある場合の処
理は副産物の処理のそっくりそのままでや
りなさいということなんですから当然です
よね。

どうでしょう、かなり気が楽になったので
はないですしょうか?

というところで、日商簿記2級で副産物の
出題実績を見てみとどれも、
「副産物は工程の終点で発生する。」
という設定になっています。
ということは、仕損品に評価額がある場合
の完成品負担の処理と同じ解き方で対応で
きることになります。

万が一、副産物が肯定の途中で発生する
問題が出たとしても、魔法の言葉を唱えれ
ばもう恐れることはありません。
仕損品に評価額がある場合の処理と同じ考
え方で解けるのですから、完成品負担なの
か、両者負担なのかを冷静に判断して、粛
々と計算していけば正解にたどり着けます。

いかがだったでしょうか。
本試験で副産物が出てきたら、思い出して
下さい。

「副産物は仕損品に評価額がある場合と同じ」

この魔法の言葉を唱えれば、副産物アレル
ギーともおさらばです。

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